今回レビューするのは、Amazonで購入したもちもちしたソフトタイプの犬用エリザベスカラーです。
最初に大切なことを書いておきます。
この商品を、眼科手術直後から病院のハードカラーの代わりに使ったわけではありません。
リキは術後、3週間にわたって病院で購入した硬いプラスチック製のエリザベスカラーを使用していました。
その後、獣医師から「もうプラスチック製のカラーを外してよい」と言われてから、まだ目をこすることがあったため、日常生活の中でこのソフトタイプを使いました。
使った理由:術後の目をこすることがあったから
リキは両目の緑内障でシリコンインプラント手術を受けています。
術後は病院で購入した硬いプラスチック製のエリザベスカラーを3週間使用していました。
そして、獣医師から外してよいと言われたあとも、リキがときどき目をこすることがありました。
そこで、目の周囲をこすりにくくする補助として、このソフトタイプのエリザベスカラーを使いました。
良かった点:横になったときにクッションのようになった
私たちが一番よかったと感じたのは、横になって寝るときの様子です。
ハードタイプのカラーとは違い、これは柔らかく厚みがあります。
リキが横になったとき、カラーそのものが首や頭の周りでクッションのようになっていました。
本人に「楽かどうか」を聞くことはできないので断定はできません。
ただ、実際に寝ている様子を見ている限り、少なくとも寝づらそうには見えず、クッションとして使えているように感じました。
この点は、私たちが実際に使ってよかったと思ったところです。
ハードカラーより楽そうでも、「眼を守れるか」は別の話
ここは特に重要です。
American College of Veterinary Ophthalmologists(ACVO)は、眼疾患や眼科手術後では、柔らかいタイプや空気式のカラーだと犬がカーペット、ソファ、枕などへ眼をこすれてしまうことがあるため、硬いプラスチック製のEカラーが必要になるケースがあると案内しています。
VCA Animal Hospitalsも、ソフトタイプを快適に感じる犬がいる一方で、柔らかい素材を回り込んで患部へ届いてしまう犬もいると説明しています。
つまり、
「柔らかくて寝やすそう」=「眼科術後の保護性能も十分」ではありません。
この2つは分けて考える必要があります。
私たちが使ったのは、病院のハードカラーが外れたあと
リキの場合は、まず病院で購入した硬いプラスチック製カラーを術後3週間使いました。
そして、獣医師からそのカラーを外してよいと言われたあとに、
「まだ目をこすることがある」
という理由でこのソフトカラーを使いました。
この順番は大切だと思っています。
私たちは、獣医師からハードカラーを使うよう指示されている3週間のあいだはその指示に従い、獣医師から外してよいと言われるまではソフトカラーへ置き換えませんでした。
眼科手術後にカラーを変更したい場合は、いつから変更してよいか、そもそも変更してよいかを主治医へ確認するのが安全です。
この商品が合っていた点
リキの場合、使ってよかったと感じたのは次の点です。
- 柔らかい
- 横になったときにクッションのようになる
- ハードカラーを外したあとも、目をこする行動への追加対策として使えた
- 日常的に装着している様子を見て、強い負担には見えなかった
ただし、最後の点はあくまで飼い主として見た印象です。
犬の快適性を客観的に測定したものではありません。
注意したい点
このタイプのカラーを使うなら、少なくとも次は確認した方がよいと思います。
1. 本当に患部へ届かないか
犬の首の長さ、鼻先の長さ、体格、カラーのサイズによっては、ソフトカラーを付けていても目や顔をこすれる可能性があります。
装着したら「付いているから大丈夫」と思わず、実際にどこまで顔を動かせるかを見る必要があります。
2. 眼科術後は主治医の指示を優先する
特に術後早期は、少しこすっただけでも問題になる可能性があります。
病院からハードタイプを指示されているなら、快適そうだからという理由だけで自己判断で交換しない方がよいです。
3. サイズが合っているか
大きすぎても小さすぎても使いにくくなります。
商品ページの仕様やサイズ展開は変更される可能性があるため、購入時には最新のサイズ表を確認してください。
私たちの評価
リキにとって、このソフトカラーは**「手術直後のハードカラーの代用品」ではなく、「術後3週間、医師の指示どおりハードカラーを使い、外してよいと言われたあとも目をこすることがあった時期に使った補助用品」**でした。
この使い方では、私たちは買ってよかったと思っています。
特に、横になったときにカラーがクッションのようになっている姿は、ハードタイプとはかなり違いました。
一方で、眼科手術後の保護という意味では、柔らかさだけを理由に選ぶのはおすすめできません。
快適性と保護性能は別に確認する。
これが、実際に使ってみて一番伝えたいことです。
硬いエリザベスカラーを付けたまま食事・水飲みをするために実際に使った食器台はこちらです。
リキが緑内障で両目の手術を受け、全盲になるまでの経過はこちらです。
緑内障で失明したあとの痛みや手術についてはこちら。
レビューと広告の方針はこちら。
参考・出典
- Elizabethan Collar: The Cone of Fame (Not Shame) — American College of Veterinary Ophthalmologists(確認日: 2026/10/5)
- Dog Behavior Problems: Elizabethan Collars — VCA Animal Hospitals(確認日: 2026/10/5)
