これは、柴犬リキが最初に左目の原発性緑内障を発症したとき、診断がつくまでに実際に起きたことの記録です。
犬の緑内障の出方はすべて同じではありません。
この記事は「この症状があれば緑内障」と自己判断するためのものではなく、私たち家族が最初にどんな異変を見て、どのような経過で診断に至ったかを残すために書いています。
発症当日の朝、目を閉じて動きませんでした
その日の朝、リキは目をつぶったまま伏せていて、あまり動きませんでした。
普段とは明らかに様子が違いました。
当時の私たちは、それが緑内障だとは分かっていませんでした。
その日のうちに、かかりつけの動物病院を受診しました。
ただ、その時点では緑内障の診断は確定せず、様子を見ることになりました。
今振り返ると、飼い主としては、この時点でもっと早く次の診察につなげられていたらと思う部分があります。
翌週の再診で「緑内障の可能性」
翌週、同じかかりつけ医を再び受診しました。
そこで、緑内障の可能性があると言われました。
眼圧を測ろうとしましたが、リキが嫌がり、そのときも測定することができませんでした。
犬の緑内障では、眼圧の測定は診断や状態の把握に使われます。
私たちの場合は、測りたいのに犬が嫌がって測れないということが実際に起きました。
他県の眼科専門医で、緑内障と診断
その後、他県の眼科専門医を受診しました。
そこで、左目の原発性緑内障と診断されました。
そのときの眼圧は、記憶では40近かったと思います。
最初の異変から、ここでようやく「緑内障」という診断がつきました。
私たちがこの経験から感じていること
この経験がある今なら、リキが同じように、
- 目を閉じたままにしている
- 伏せたまま、あまり動かない
- 普段と明らかに様子が違う
という状態になったら、早めに動物病院へ相談し、必要なら眼科を専門とする獣医師への受診も考えます。
犬の緑内障では、急激な眼圧上昇が痛みや視力障害につながることがあります。
ただし、同じような様子を見せる原因は緑内障以外にもあります。症状だけで病名を決めつけず、獣医師の診察を受けてください。
このあと、左目は約2か月で失明しました
リキの左目は、その後も治療を続けましたが、発症から約2か月で失明し、2024年5月にシリコンインプラント手術を受けました。
この時点で、右目は失明していませんでした。
さらにその後、右目にも緑内障が起こり、リキは8歳で全盲になります。
左目の治療、右目の眼圧が96まで上がった経過、1日6回の点眼・投薬、手術を決めたときのこと、そして全盲になった現在の生活は、こちらの記事にまとめています。
犬が急に見えなくなったように感じたときの受診目安と主な原因は、こちらで整理しています。
犬が急に見えなくなったら|すぐ受診したいサインと主な原因 →
参考・出典
- Acute Glaucoma in Small Animals — Merck Veterinary Manual(確認日: 2026/10/4)
- Glaucoma — American College of Veterinary Ophthalmologists(確認日: 2026/10/4)
