原発性緑内障の治療中、リキは点眼をとても嫌がりました。
必要な治療だと分かっていても、毎日の点眼を続けることは簡単ではありませんでした。
この記事では、私たちがリキに実際にやっていた方法と、途中で変えて楽になったやり方を記録します。
これは犬への点眼方法を一般化して勧める記事ではありません。犬の性格や体格、目の状態によって安全な方法は違うため、強く嫌がる場合や安全にできない場合は、無理をせず獣医師に相談してください。
最初は、2人がかりでも大変でした
最初は、一人がリキを抱き、もう一人がリキの目を開きながら点眼していました。
リキはとても嫌がりました。
暴れてしまい、抱いている側の人間の体が爪で傷だらけになるほどでした。
点眼する側も、目を開けることと点眼することを同時にしなければならず、毎回かなり大変でした。
数日後、抱き方と役割分担を変えました
数日続けたあと、やり方を少し変えました。
ポイントは、リキを抱く人が、頭の位置まで安定させるようにしたことです。
リキを抱いたとき、頭側にある腕で、リキの頭が人間の肩に乗るような位置にします。
そして、そのまま同じ手でリキの目を開きます。
もう一人は、点眼薬を入れることだけに集中します。
つまり、
- 1人目:リキを抱く、頭を肩の位置で安定させる、目を開く
- 2人目:点眼する
という役割分担に変えました。
これで一気に楽になりました
このやり方に変えてから、点眼は一気に楽になりました。
最初の方法では、「抱く」「暴れないようにする」「目を開く」「点眼する」という作業がうまく分担できていませんでした。
抱く側が頭の位置とまぶたまで担当することで、点眼する側は薬を入れることだけに集中できるようになりました。
リキ自身が点眼を好きになったわけではありません。
それでも、私たちにとっては毎回の負担が大きく減った工夫でした。
最後は、一人で点眼できるようになりました
さらに点眼を続けていくうちに、最後は一人でも点眼できるようになりました。
リキを立たせた状態で、一方の手で目を開き、もう一方の手で点眼します。
最初は2人がかりでも暴れて大変だったことを考えると、ここまでできるようになったのは大きな変化でした。
右目の手術直前は、1日6回の点眼・投薬
右目のシリコンインプラント手術直前には、毎日6回の点眼・投薬をしていました。
回数が多かったため、ホワイトボードを使って管理していました。
点眼そのものの方法だけでなく、何時に何をしたかを家族で把握できるようにすることも、回数が増えた時期には重要でした。
同じ方法が、すべての犬に合うとは限りません
この方法は、あくまでリキの場合にうまくいったやり方です。
顔や目の周囲を触られることを強く嫌がる犬もいますし、無理に押さえることで犬や人がけがをする可能性もあります。
目の病気の治療では、点眼の種類や回数もその犬の状態によって異なります。
私たちは、処方された治療を続けるために、家庭でどうすれば少しでも安全に続けられるかを試行錯誤したという位置づけで、この経験を残しています。
リキの緑内障の発症から、左目・右目の手術、全盲になるまでの経過はこちらにまとめています。
